酒は呑め呑め 呑むならば・・・。
博多の名酒を見つけるほどに呑むならば・・・。
これぞ真の呑んだくれ。
黒田節にならって立ち上がった今回のミッションは、酒を呑むこと。
黒田家・家臣母里太兵衛の放浪記、着地点を見つけ出せるのか?
とりあえず勉強しながら、ノープランで進めちゃいます。
綾杉さんもこれで5回目。
そろそろ次にも行かなければならんので、
まだまだすべてのお酒を紹介できてないばってん、
ひとまず今回で終わりにするたい。
そして、最後の極めつけの酒がこれたい!!
これは何かわかるかの~??
「舁」って書いてある手拭で包んであるたい。
ちょっとアップする時期がずれてしまったばってん、
博多を代表するお祭り「博多祇園山笠」仕様の酒たいね。
手拭に包んであるなんてシャレとんしゃぁ~。
手拭を広げるとまたまたすごかよ~~。
山があって、担ぎ手がいて、後押し、後走り・・・
本当上手く山笠を表現しとる。
こりゃ~、シャレとんしゃ~~!!
これだけでテンションがあがるたい。
さぁ、この酒を呑みつくすとしようかの~。
この酒は本醸造らしかよ。
どれどれ・・・、
色は綾杉純米原酒や本醸造とかわらん。透明たいね~。
飲み口はさらっとして、すっきり軽やかな味わいやね~。
綾杉本醸造とはどげん違うっちゃろか??
同じような気もするばってん、飲み比べてみると「舁」の方が
よりすっきりした飲みやすさがあるような気がするたいね。
細かい違いはよ~分からん。今度違いば聞いてみることにするたい。
さてさて、綾杉さんもこれでひとまず終わり。
つぎはどこに酔っ払いに行くかのぉ~。
旅はまだまだ・・・・
続く
●綾杉さんはこちら
【豆知識】
日本酒の表現⑥
「酒に五味あり」と言われ甘酸渋辛苦の5つの味が
程よく調和したものがよい酒とされています。
利き酒では49の言葉を使って味を表現するとか・・・。
その一部をご紹介いたします。
・甘い 辛い…文字通り甘いか辛いか。一般に糖分の多い酒は甘く、
アルコールの多い酒は辛く感じられるようです。
・ごく味…「こく」とも言われます。甘味酸味の調和、口あたりや舌触りなどを含めた感覚。
・あと味…酒を呑みこんだり、吐き出したりした後に感じる味。
・旨味…
・こし…後味がしっかりした「おし味」があるもの
・あらい きれい…酒を口にふくんだ時の口あたりを表す。
「あらい」は刺激的、「きれい」はなめらか。
・完熟した味…火入れすると新酒時の荒々しい香味がなくなり穏やかになります。これを完熟という。
・かるい おもい…「おもい」は濃厚、「かるい」は軽快な味
・雑味…きたない、不快、荒い味のこと。
・がらが良い・悪い…雑味が感じられるお酒を表現します。