酒は呑め呑め 呑むならば・・・。
博多の名酒を見つけるほどに呑むならば・・・。
これぞ真の呑んだくれ。
黒田節にならって立ち上がった今回のミッションは、酒を呑むこと。
黒田家・家臣母里太兵衛の放浪記、着地点を見つけ出せるのか?
とりあえず勉強しながら、ノープランで進めちゃいます。
さて、福岡・博多の酒を巡る旅、ノープランで進めているが、
やっと次のところに辿り着いたたい。
ちょっと分かりにくかばってん博多百年蔵さんに続き訪れたのは、
200年の伝統を誇る寛政5年に福岡市天神に創業した「綾杉」さんたい。
昭和33年まで天神で酒造りをやっておったげな。
それから今の場所に移動させたらしいが、何とその時は
昔からあった江戸時代の建物ば、そのまま移築させたげなよ。
今の時代になかなかない木造の古めかしいいい雰囲気がいい酒の匂いをさせるばい。
では、入ってみるたい。
入り口には新酒の完成を知らせる杉の葉で作られた酒林が軒につるされておるたい。
まぁ、これは酒蔵に行けばだいたいあるたいね。
ではどれどれ・・・
おぉぉぉ~~!!
入ってみると、その建物の凄さが改めて分かるばい。
天井が高かぁ~。
江戸時代の建物そのままやけん、建物自体が歴史を表しとるね。
ここで作られている酒が楽しみたい。
入り口には作られている酒のラインナップの紹介されておるたい。
さぁ~、呑むぞ~~!!
ってなわけで、次回へ
続く
●綾杉さんはこちら
【豆知識】
日本酒の表現②
利き酒は、まず色を見て、鼻で香りを嗅いで(立ち香)、
その後、口で香りを嗅いで(含み香)最後に口で味をみます。
お酒の色(色調)は、色の濃さ、冴え(透明度)、浮遊物の有無を観察します。
色調の特徴
・青みがかった淡い黄色(山吹色、琥珀色)…清酒本来の色調
・色の濃いお酒(濃い黄色、黄褐色)…貯蔵温度が高く、貯蔵日数が長いため熟したお酒
・赤味がかった着色…鉄の混入による着色
・水のように透明なお酒…荒くてぴりぴりしているものが多い
・冴えの悪いお酒…火落ちや精製濾過不十分なお酒
・日光着色…紫外線着色