酒は呑め呑め 呑むならば・・・。
博多の名酒を見つけるほどに呑むならば・・・。
これぞ真の呑んだくれ。
黒田節にならって立ち上がった今回のミッションは、酒を呑むこと。
黒田家・家臣母里太兵衛の放浪記、着地点を見つけ出せるのか?
とりあえず勉強しながら、ノープランで進めちゃいます。
酒を呑み始める前にちょっと店内(蔵内??)を案内してもらったたい。
今はここの蔵では酒は造ってなかとげな。
筑後の方の美味しい水があるところで酒ば造って、
その酒ば、火入れや瓶詰めするのばここでやっとるとげなたい。
蔵見学も試飲はできるばってん、酒造りの道具や工程の説明は
蔵開きともう一回くらいの年に2回公開しているだけらしかけど、
特別に案内してもらったたい。
うわぁぁ~~、デカか樽たい。
やっぱこげな樽で大量に造るったいね~。
他にもいろんな道具やら精米の説明もしてもらったたい。
では待ちに待った試飲タイム!
さぁ~、今回はどげな酒かね~。どんな酒があるか楽しみたい!
おすすめ(一番の売れ筋)商品は、「綾杉」というお酒の純米原酒たい。
ここで酒ば造ってなかけん、生酒はなからしか。
どれどれ・・・・・・、まずは色と香りをみて
色はすっきりした透明…かちょっとうっすら山吹色かかっとるような・・・・、
で冴えは・・・、冴えってなんや。よく分からん?
もう、おちょこの底が見えるけん透明たい!?
まぁ、特別変わった色はなかごたぁ。
酒は呑んで何ぼたい!というわけで、細かいところは今後の勉強として、呑むたい。
香るはツンとくるたい。・・・・・・・、
ちょっと辛口なお酒たいね~。甘か感じやなかたい。
辛口やけどすっきりしたようなお米の旨みが出とる日本酒らしか日本酒やね。
純米原酒やけんやろか!?
綾杉さんはこの原酒をもとにお酒ば造っとるごたぁけん、
他にどんな酒になっとうか呑ませてもらうたい!!
ってなわけで、次回へ
続く
●綾杉さんはこちら
【豆知識】
日本酒の表現③
色をみたら、次は香り。
香りの特徴
・吟醸香…バナナ、リンゴなど果物に似た芳香
・新酒ばな…醸出したばかりの新酒特有の香りで「麹ばな」とも言われる
・ムレ香(生老ね香)…生酒を貯蔵しておくと発生する香り
・ダイアセチル臭…チーズやヨーグルトの様な香り
・老香…貯蔵の進行とともに発生する香りで「熟し香」とも言われる。あまり好まれる香りではない。
・木香…木の香りが清酒に移行したときに発生する香り
・酸臭…もろみが腐造したときに出る特有の香り
・アセトアルデヒド臭…キャベツを連想するような青臭いにおい
・酢酸エチル臭…セメダイン臭
・酪酸臭…銀杏の実や渋柿のにおい
・袋香…お酒を搾る際に用いる酒袋や布からつくにおい
・紙臭…清酒を濾紙で濾過した場合につくにおいでホコリを思わせるにおい
・濾過綿臭…清酒を濾過綿で濾過した場合につくにおい
・酵母臭…酵母の自己消化によって生じる硫化臭的なにおい
・日光臭…日光の紫外線によって生じる、髪の毛を焼いたようなにおい
・ゴム臭…ゴムホースやパッキンからつくゴムのにおい
においにもいっぱいあって、難しいです。