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博多から旧街道や古い道を訪ねて
懐かしいものをたくさん探してまわります。
ノスタルジーを求めて・・・・。
さてさてはじまりはじまり。





石堂橋を渡り100mほどで左側に「一行寺(いちぎょうじ)」がある。
江戸時代寛永年間(1630年前後)にはこの場所にある寺。
石堂橋がかかる御笠川のあたりにはやたらとお寺さんが多い。
しかしこのお寺のおかげでハカタの街にも静かで落ち着く場所が
たくさん残ったのだろう。


また近くには、ハカタリバイバルプラン「はかた博物館」の電柱看板がある。
ここには「高杉晋作が1864年に石堂橋を渡った」旨の史実が紹介されている。
さすが唐津街道!時の要人がたくさん通っています。
尚、この電柱巻看板は博多の街の要所に数々掲げられているから勉強になり
とてもおもしろい。「はかた博物館」でネットで検索するとおもしろい。


そして石堂橋から初めての交差点にさしかかる。
右折すると博多港方面へ北に向かう細い道。
ここはハカタの中でも昭和の香りを色濃く残す「竪町筋(たてまちすじ)」
実はここは終戦後から数年大陸から引き揚げてきた方々が
祇園町の国鉄博多駅に向かった「引き揚げ道」のひとつ。
どれだけ多くの人が故郷をめざしたのだろう。